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やっぱり自宅で

· お産

私は自宅分娩の介助から開業をスタートしたのですが

2011年3月11日以降、自宅で産む女性が激減したので

助産所を構えることにしました。

最近は助産所で産みたい、とつむぎを訪ねていらしても

上のお子さんの心配やお産の時の入院の煩わしさから

自宅分娩に移行する方も少なくありません。

基本的にはご自身の選択ですが

今回は、第一子の時のお産の進行が速く、

ギリギリ間に合って施設で産んだという話を聞き、

ご家族からの家事支援を受けることもできそうですし、

ご自宅での分娩はいかがでしょうかと

私の方から自宅分娩をお勧めしました。

よく考えて家族と話し合い、自宅分娩を選択くださいましたが、

全て終わってみて、自宅で本当に良かったと思えるお産でした。

予定日1週間前のお昼ころの自宅での妊婦健診では

これをいった確信はなかったものの

「ぼちぼち始まるかしら、いつでも呼んでくださいね」と声をかけて

助産所に戻りました。

それから助産所で乳房ケアを二件終了したころに

「なんかちょっと不規則な張りが、、、、」とお電話。

すぐにサポートの助産師に来てもらう手筈を整え、

「5分から10分おきです!これから晩御飯食べます〜」

急いで10分後には助産師二人ご自宅に到着しました。

「う〜んちょっと痛いかも、、、」と

リビングの布団の上で横向きになっているお母さんの隣で

長男はゲーム、夫は自室で仕事といつもの日常。

あれっ?でもお母さん確かに痛そう、、、

お産の準備を始めるといきみが出現!

10分後にはつるりんと赤ちゃんが生まれました。

到着して20分で全て終了しました。

お産の進行が速いとは思っていたけれどこれほどとは

ご本人もご家族もびっくりしていました。

もちろん生まれた赤ちゃんも、まだ子宮の中にいるような

うとうとしたままの表情でしばらくお母さんのお腹の上に。

母と上のお子さんとの結びつきが強かったので

赤ちゃんが生まれたときの上の子の気持ちや態度を

お母さんはとても心配していました。

やっぱり気がつくと赤ちゃんとお母さんの間に割り込んでいましたし

お母さんから離れないでべったりくっつく日々も二日ほどで

スッキリしたのか、その後は難なく保育編にもでかけ

3人家族から4人家族への関係の移行が

とてもスムーズだったとお母さん自身が驚いていました。

リビングに布団を敷きっぱなしでお母さんと赤ちゃんは

過ごしていたのでいつでもお兄ちゃんの眼中にいました。

まさに、お産や子育てが生活の中のある、、、、

今の時代、なかなか出会うことがない空間ですが

この風景は私のお気に入りで

私の助産師としての原点でもあります。

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