·
11月下旬
私は初産婦さんの出産を
渋谷の日赤医療センターでお手伝いする予定です。
オープンシステムは
日頃の妊婦健診や保健指導を
地域の開業助産師が行い、
血液検査や超音波検査は病院で
医師のスクリーニングを受けて異常がなければ
陣痛開始後は開業助産師が
病院に出向いて病院で分娩介助をする仕組み。
産後、数時間から1〜2日間を病院で過ごし
特に異常なかれば
自宅または助産院に戻って
いつもの助産師からのケアを受けることになります。
このオープンシステムは現在
渋谷の日赤医療センターと葛飾赤十字産院が
取り入れている制度ですが
オープンシステムに登録している助産師も少なく、
妊婦さんも知らないですし
なかなか拡がらないです。
私はこれまで3人ほど、オープンシステムで
分娩のお手伝いさせていただきました。
助産所で産むにはちょっとだけリスクがある
ご家族が助産所での分娩に反対する
特定の助産師に見てもらいたい
というような方がご希望されます。
今回の妊婦さんは娘の保育園時代の友達。
子どもの頃から
「赤ちゃんができたら愛ちゃんに取り上げてもらうんだ」
と願っていて、まさか本当にその依頼があるとは!
助産所で産める若さと体力は十分あるものの
身長が148㎝と少し小柄だったので
いろいろ考えて、オープンシステムにしました。
分娩までまだ、いろいろありそうですが
彼女の子どものころからの夢を
叶えたいなぁと思っています。