臍帯とお産の経過、やっぱり深い関係があります。
今回3人目、第2子から助産所でお産をしています。
食材に配慮した食生活、身体をよく使う仕事、毎日1時間ほどの散歩も欠かしません。
逆子の時には鍼灸院に通い、鍼灸院で受けた歩き方の指導を忠実に日々の動作に取り入れます。
今回、上の子たちが生まれたと同じくらいの週数から毎日のように前駆陣痛に悩まされました。
10分おきで始まる収縮が数時間経過すると消えてしまうのです。
消える陣痛
3回目の前駆陣痛後の健診のとき、「もう疲れてしまいました、、、」とぼやき
目の下のクマと、食欲がなく体重も減り、体も硬くなっていて弱っていました。
内診所見では、いつ始まっていいほど柔らかくなっている子宮口、でも赤ちゃんの頭は高い位置
こういうときは陣痛開始後、突然早いスピードで進行することがあり、
私も緊張して毎日を過ごします。
4回目の連絡で、さすがに本陣痛らしく、ご家族で入院されました。
入院時にはすでに8センチ開いていますので、すぐにサポートの助産師に連絡。
ところがそこから、陣痛に合わせてどんな姿勢でいきんでも、赤ちゃんが下がってきません。
収縮がないときは横になって休み、発作時にむくっと起き上がって四つ這いや立膝
スクワットの姿勢もとりました。夫も必死で産婦の身体を支えてくれます。
もっとこっちとグイっと肩を引き寄せられても、しっかり応じて支えていました。
やっと破水、でもすぐには生まれず、またまた四つ這いでようやく元気な赤ちゃんが誕生。
なるほど~
前駆陣痛、なかなか下がらない赤ちゃんの頭の理由は臍帯の長さ。
伸びきって細くなった臍帯は長さ45センチ。
お腹の中で胎盤~子宮とつながっていた時には35センチほどだったと推測されます。
前駆陣痛で何日もかけて、生れるのに必要な長さまでようやく伸びたのでしょう。
そのあと出産になった方
妊娠中ずっと引っ張られるような右臀部の痛みがあり
足がつってテーピングをしていたこともあり、常に内ももが張っている状態でした。
出産後に分かったことは、胎盤側方に付着していた臍帯と卵膜が10センチほど付着
赤ちゃんが動くと臍帯→卵膜→子宮が内側から引っ張られてしまうので
臀部の痛みは子宮の牽引痛と推測されます。臓器が引っ張られるのって実はすごく痛い。
妊娠中の様々な症状の訴え、一般的な妊婦さんの訴えと少し違うなあと感じる時は
たいていは臍帯因子によるもの
時期を待って、自然な陣痛の始まりを待つことは、やっぱり大事なことです。
とはいえ、次の人のお産が始まるかもとドキドキしながら
自然な陣痛開始を待つ生活。
待つことがあまり苦でないこの私も、寝不足が体にこたえる年齢になりました。