· 授乳

暑い日が続きます。

授乳中のお母さんたち、水分を小まめに取ってくださいね。

以前、母乳の過剰分泌がつらくて

産後4ヶ月で断乳ケアのため、入院したお母さんがいました。

3時間空けてしまうと張りすぎ、赤ちゃんも十分に飲んでくれない

そのため鬱滞性の乳腺炎、、、を繰り返し、

もう母乳育児が辛すぎておかしくなってしまいそうと。

区内の保健所や助産院に電話したものの、4ヶ月で断乳はまだ早いと諭され

わざわざ他区の助産院に電話して誰も苦しみを分かってくれないと

2泊3日の断乳入院をご希望され、

ご主人やご両親など周囲の方ともお電話で相談しまして

入院をお受けしました。

赤ちゃんの断乳ですので、お母さんは絶食する必要はないのですが

入院したその日、お食事を食べようとしません。

少量ずつ口を湿らす程度がやっと。コップ一杯のお茶も飲めません。

もちろん、ほとんどトイレ行きません。

理由を聞くと

母乳が過剰分泌なので、水分は取らないよう指導を受けたと

だからいつも口を湿らす程度にしているようです。

もちろんお食事は和食が中心、油物は厳禁。

初夏の6月、日に日に暑くなってきているにもかかわらず、

ほとんど飲んでいないのです。

ひどく痩せた体格なのに、確かに乳房の張りはかなり強い。

頭の中はおっぱいのことでいっぱいで何も考えられない。

授乳時間におっぱいを飲んでくれないともうパニックになってしまうようで

外出もままならない生活を過ごしていました。

過剰な母乳分泌で、よほど脅やかされた生活だったのでしょう。

 

入院中は張って熱が出ても、いつでも助産師がケアします。

すぐにケアができる安心感のある生活で、

しっかり、好きなだけ食べてくださいとお勧めしたものの

少しずつしか口に食べ物を運べない。

それでも一食一食

食べてもそんなにおっぱいは張らないとわかると

何を食べても「おいし〜」と大騒ぎして、喜んで食べてくれるので

私も嬉しくなってお料理作りに精が出ます。

食べたり飲んだりすることで、お母さんの排泄回数も増え

悪いものも排泄されますので、顔色もすっかり良くなりました。

二泊三日の断乳合宿を無事乗り越えて、

退院するときには普通に食事、水分を取ることができるようになりました。

一番最初のこってりフードは何が食べたいの?と聞くと

「コストコのピザっ」と明るく笑顔で答えてくださいました。

退院して1回、最後のケアのため来てくださり

コストコのピザ食べてもいいよ〜と話しましたが

食べたよ〜と嬉しそうにお電話くださったのは

それから1ヶ月程度経ったときでしょうか。

ミルクで楽しく子育てしているよ〜とのこと。

そうそう、水分のお話

授乳中、しっかり水分をとってください。

お水やお茶をたくさん飲んだからといって

おっぱいの分泌に影響するわけではありません。

いやむしろ、たくさん水分を摂ってください。

日本助産師会では「乳幼児の望ましい授乳支援のあり方」について

特別委員会を立ち上げて検討予定です。

授乳中のお母さんへのお食事の指導については

助産師のそれぞれ特徴ある指導になりすぎ、

お母さんたちを悩ませているとしばしば感じます。

もちろん、私の指導も万全ではありません。

母乳ケアを日々させていただいて勉強しています。

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